今回は、約2万6千人ものフォロワーを持ち、大人気のワンスタグラマー うどんママ(@udon_mama)さんにお伺いしてきました。
現在5歳のフレンチブルドッグのうどんちゃんは、インスタグラムでの癒し系の可愛らしい投稿にたくさんのファンがいる人気犬で、ファーボから写した可愛らしいお留守番姿も人気です。
そんな愛くるしい人気者うどんちゃんと、飼い主のうどんママさんの生活やファーボとの生活についてなど、たくさんのお話を聞かせていただきました!!
愛犬家の中には、ワンちゃん達のお出迎えに、一日の疲れが飛んでいくとおっしゃる方もおられるでしょう。
ペットがいない方も癒しを求めていて、今や猫カフェが人気スポットとか・・・
動物にふれることで、人間の張りつめた気持ちはほぐれ、心の余裕を取り戻せることも多いようです。
では、癒しを与えてくれるペットは、いつもハッピー?
人間の健康が肉体と精神の両面に関わるならば、犬にとって、心の健康も大切なはず。
いつも笑顔で出迎えてくれていた愛犬が、起き上がろうともしない。
お散歩となれば真っ先に玄関に向かうはずなのに、呼びかけても反応が薄い。こんな経験ありませんか?もしかして、これって犬のうつ病かもしれません。
近年、増加傾向にある犬のうつ病
【主な兆候】
食欲は減退して体重が減少することも、逆に、食べ物に慰めを得ようと過多になり、体重が増えることも、あるそうです。
気質の変化は、元来フレンドリーだった子が、家族や他人を避けるようになり、近づかれると唸るようになるとか。
兆候は人間の場合と似ていますが、犬については、環境の変化など、原因やきっかけが明らかなケースが多いのが特徴です。
【主な原因やきっかけ】
「家族や同居ペットとの別れ」は、ワンちゃん自身の気持ちもさることながら、彼らが、残された他の家族の悲しみや寂しさを、敏感に感じ取っているからかもしれません。
「新しい家族」や「家族の就職」は、自分への注目や日常の活動が減ったり、日課のスケジュールが狂ったりすることが、ストレスになるようです。
「トラウマとなる出来事」で典型的な例は、他犬からの攻撃により自尊心も傷つき散歩を嫌がることで、これには、時間をかけたリハビリが必要になるかもしれません。
また上記以外に、分離不安からうつ病に発展するケースも報告されています。
うつの原因の大半は排除するのが難しいけれど、獣医さんによると、遅くとも2~3か月で犬が慣れて、問題は自然に解決するそうです。しかし、時間がかかる分だけ、愛犬の肉体に与える負担が大きくなることは否定できません。
小型犬であれば、体重管理は大きな課題なので、変化の状態を見て、早めに獣医さんにご相談ください。また、うつの兆候が始まった時点で対処できれば、犬が環境の変化に慣れるまでの時間が、短縮されるかもしれません。参考にしていただければ幸いです。
改善に向けた家族の取り組み
【家族が採りいれられる対処法の例】
屋外での運動は、一緒に歩くだけでも、刺激を受けて気分転換になります。また、ワンちゃんの気持ちを盛り上げるだけでなく、免疫システムも活性化させるそうです。体を動かすことで、リンパ系は活動的になり、悪いバクテリアを殺す働きが促進されます。体を動かさなければ、休眠状態で機能しません。
健康には、心と体の両面からのアプローチが重要ですね。
なお、歩行が難しいワンちゃんには、日向ぼっこをしながら、マッサージでリンパの流れを良くするのも効果的。
リンパ腺の位置は、人間とほぼ同じ箇所にあるので、それらの箇所に手のひら全体を当て、力を入れずに、ゆっくりと優しく円を描くように動かしてあげます。刺激ではなくリラックスから始め、体で自然の風を感じるだけでも、ワンちゃんにはリフレッシュになるはずです。
なお、ワンちゃんが少しでも「嬉しい」「楽しい」という表情や態度を見せたら、褒めてあげてください。一方、ワンちゃんが無気力であるところに、いきなりおやつを出すのは、逆効果だと言います。「無気力=おやつがもらえる」と誤解して、ますます無気力になってであることを強化してしまうからです。
前述の兆候や原因に心当たりのあるご家族は、さぞ心配されていることでしょう。しかし、ワンちゃんの前で、ご自分を責めたり、落胆する姿を見せたりすることは、決してプラスにはなりません。
ともかく前向きに、小さな成功や幸せな表情を見逃さずに誉めることから始めましょう。ワンちゃん達にとっては、ご家族の笑顔もパワーの源なのですから!