今回のユーザーインタビューはボーダレスで最先端のファッションストーリーを展開するオンラインセレクトショップ【PAMEO POSE (パメオ ポーズ)】のデザイナーで、DJとしても活躍されている、PELIさんとパートナーのAYAKOさんにお伺いしてきました。お二人は2匹のプードルを飼っている愛犬家でもあります。
今回は、愛犬のペガサスちゃんとオリオン君との生活をたくさん教えていただきました!
パピー教室を覗いたところ、生後4~6か月のラブラドール・レトリバーが、遊んでいました。
クリーム色(愛犬家協会の分類ではイエロー)、黒(ブラック)、赤茶色(チョコ)。
天使のような無邪気な姿に、ご家族も見学者も自然に笑顔。
その中で、あるママさんがトレーナーさんに質問。
「赤茶色は、しつけが難しいでしょうか?ご近所の先輩飼い主さんに『赤茶はマイペースでハイパーだから、しつけが難しいよ』と言われて。」
これにはトレーナーさんも当惑。
ラブといえば、人も犬も大好きで賢い大型犬種の代表格。
今まで多くのラブを見てきて、そこに大きな違いがあるとは思えないのだけど――。
ラブは毛色で気質が違う?
しつけやすさや作業能力は遺伝で決まる?
今回は、最新の科学研究を中心に、ラブ特有の気質や行動を取り上げたいと思います。
ラブラドール・レトリバーは、基本的に陽気で遊び好き。
知能も学習意欲も高いことで知られています。
彼らにとって、人に寄り沿い笑顔にすることが最大の喜び。
2014年に発表された研究では、1978頭のラブラドール・レトリバーの行動や気質について、そのご家族に対してアンケート調査を行いました。
調査結果によると、ラブの気質や行動の特性に大きな影響を与えていた第三位までの要因は、順に「役割」「毛色」「運動時間」でした。
チョコはブラックよりも「無視されると動揺」し「興奮しやすく」、ブラックとイエローは、チョコよりも「大きな音を怖がり」「しつけやすい」傾向があるそうです。
毎日の運動時間が1時間未満のラブは「吠えやすく」「人や物を怖がり」「興奮しやすく」「異常な行動をとる」傾向があるそうです。
また、毎日4時間以上運動するラブに比べ「分離不安に伴う行動」を見せるケースが多いことが示されました。
※これらの結果は、ご家族による評価がベースであり、個々のラブについて、専門家が統一された基準で判断したものではありません。
しかし、研究結果によればイエローとブラックはチョコよりも「しつけやすい」としても、遺伝における差異は非常に小さく、しつけや運動時間などにより学習能力が変化する可能性のが大きいということです。
海外の別の調査によると、ラブラドール・レトリバーで分離不安の重篤な問題行動を見せたわんちゃんは10匹に1匹いるかどうか。
この割合は、大型犬種の中では比較的多いようです。
この犬種が見せる分離不安による典型的な問題行動は、以下のとおりです。
上記には、退屈しのぎでも見られる行動が含まれます。
通常、分離不安の問題行動は、ご家族の出発前から出発後40分間程度に発生し、一方、退屈しのぎのイタズラは、ご家族の出発後しばらく時間が経過してから始まります。
しかし、一部のラブは時間帯を問わず上記の問題行動を見せ、原因特定と対処が難しいケースもあります。
ご家族は、外出時間を短くしたり、わんちゃんを外出に同行させたりと、苦労されているとか。
このような対処は、誰もができることではありませんね。
Furboのドッグアクティブ通知を利用すれば、外出先から愛犬の様子をリアルタイムで確認できます。
わんちゃんが不安になり始め、また退屈し始め動き出したら、お手元のスマホに通知。
ご家族は、わんちゃんに声をかけて安心させることも、おやつを与えて気分転換させることも可能。
お留守番に対する苦手意識も、少しずつ減らしていけるのではないでしょうか?
関連記事:ドッグカメラを必要としているドッグママ5タイプ
どのような遺伝も、個々のわんちゃんの一部でしかありません。
ご家族と生活を共にしながら覚える事柄の方が、わんちゃんにとっては重要なはずです。
だって、ラブにとって最大の喜びは、ご家族の笑顔なのですから。
関連記事:おるすわん図鑑 vol.12 ~ウェルシュ・コーギー~