どのわんちゃんでもすぐに泳げるのでしょうか?
「犬かき」と言う泳ぎ方があったり、沢山のわんちゃんが練習なしに泳げる事から、私たちはわんちゃんならみんな上手に泳げると思いがちです。
でも実は、本当はそんな事もないんです!
多くのわんちゃんが泳げる事は本当ですが、一部のわんちゃんは水が苦手であったり、溺れてしまう危険性があったりします。
すぐに泳げるわんちゃんもいれば、そうでないわんちゃんも居ます。
愛犬にいきなり泳ぐのを強制するのは辞めましょう。
では、愛犬のどんなところを見て判断したら良いのでしょうか?
▼こんな時は辞めましょう!
1. 泳げる犬種でない場合
ボクサー、グレーハウンド、ドーベルマン、などの脂肪の少ないわんちゃんは浮力が足りず、うまく泳げないことがあります。
逆に、パグ、ブルドッグ、ボクサー、ダックスフンドなど、脂肪が多い又は胴体が十分に長くない犬種も泳ぐのが難しい場合があります。
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また、チワワのような小さい犬は水を怖がる事が多く、それで泳げない場合が多いようです。
愛犬が上記にある犬種であれば、まずはその子のペースで水に慣らさせてあげてからか、獣医さんに相談してから泳がせて見ることをオススメします!
2. 水恐怖症である
わんちゃんによっては過去の水に関わる嫌な経験から、水を怖がる子がいます。
その場合は、パニックを起こしてしまう場合があるので無理は禁物!
ゆっくりと地道に慣らしていきましょう。
3. シニア犬である
シニア犬の場合は、腰痛などの健康上の問題が理由で泳ぐのが難しい事があります。
また疲れやすくもあるので、昔から泳ぐのには慣れている子でも、水の中で泳いでいる最中は常に目を離さないで見守ってあげましょう。
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4. 水泳を勧められない健康状態の場合
股関節形成不全などの病状は水泳運動に影響があります。
ですのでまずは、かかりつけの獣医さんに相談した上で泳がせてあげましょう。その際は水泳の他にもどんなアクティビティーを避けるべきなのか聞いておくのも忘れずに!
安全第一で、ゆっくり少しずつ水に慣れ始めましょう。
犬用のライフジャケットは水中で浮かぶのを助けてくれるので飼い主さんも面倒見易くなりますよ!
泳ぐのが得意な犬種
ここまで、泳ぎが苦手なわんちゃんやその理由をお伝えしてきましたが、もちろん、まるであひるのようにスイスイ泳げてしまうわんちゃんもいます!
例えば、
- プードル
-
レトリバー犬
- ニューファンドランド
- アメリカン・ウォーター・スパニエル
- イングリッシュ・アイリッシュセッター
- スキッパーキ
- ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
- スパニッシュ・ウォーター・ドッグ
- アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
などの犬種は泳ぐのが得意な事で有名です。
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しかし上記の水泳が得意な犬種のわんちゃんでも、もちろん健康状態や他の要因で水泳は控えた事がいい事もあります。
繰り返しになりますが、もし何か心当たりのある場合はかかりつけの獣医さんに聞いてから水泳をしましょう。
そしてなにより、泳ぐことだけが楽しみではありません。水中に入らなくてもビーチや湖などの水辺で散歩するだけでわんちゃんにとっては楽しいアクティビティーになります。
安全に、楽しい夏を過ごしてくださいね!